9月7日、特別授業週3日目。
本日、スノーボード専攻科1年生は、「BOR講習」を受講しました。
そもそも、BORとは何なのか?
BOR=競技役員基礎知識 のことであり、技術審判員(ジャッジ)や旗門審判員をはじめ、すべての競技役員の資格の取得に必要な最初のステップです。JWSCでのこの講義の実施は、今年度が初の取り組みとなりました。
今回、講義を担当して下さったのは、中部スノーボード協会役員の藤田美幸様です。
競技のルールは時代に対応して少しづつ改変されていきます。例えば、毎年全く同じ演技を行ったとしても、全く同じ得点が取れるとは限りません。選手たちが良い成績を残すには現行のルールをしっかりと理解し、その変化に対応していく必要があります。
「ジャッジについてよく分かると、何がよいのか?」
それは自分が競技に出場した時、ジャッジをきちんと理解していることで自分の演技にも活かしていけるという点です。学生達は時折質問をしながら、熱心にメモを取って講義を聞いておりました。
4月に雪上授業を初めて経験し、大会出場経験の無い学生も居ます。自分が競技に参加していく実感をまだ持てていなかった学生達も、今回の講義で改めて競技規則を理解することの重要性を感じたようでした。藤田様の講義はとても分かりやすかったので、もやもやしていた部分もすっきりしたのではないでしょうか 😀
1年生はまだ、スタートラインに立ったばかり。
「分からない事」は恥ずかしいことじゃありません。
どんどん知識を吸収して、今後の競技生活に生かして行って欲しいと思います。