前回お伝えした「小布施クエスト実習」 。
小布施クエストとはどんな施設なのか、
どのように実習が行われているかを説明しました。
そして今回はもうちょっと深く・・・ということで、
JWSCコーチ・鶴田真到プロ(NOVEMBER)に、
実習のポイントを聞いてみました
JWSCの強さのヒミツが分かるかもしれませんよ!
―実習の目的を教えてください。
実際に雪上で技に挑戦する前に、トリックのキッカケを掴んだり、アプローチからジャンプ、また着地をするまでの感覚を養うために行っています。
―実習のポイントを教えてください。
エアマットで安全性が確保されているだけに、緊張感を忘れ、ただ「回すこと」だけに気をとらわれてしまいがちですが、それでは雪上で技を成功させることはできません。技の”最初から最後まで”の感覚を養うことで、より完成度を高め、雪上でも自信を持って挑戦できるよう指導しています。そのため、授業ではアプローチやオーリーを意識したストレートエアで基礎を固めた後、各自技の練習に移ります。
―エアマット施設での練習経験がなくても、授業についていけますか?
1年生で練習経験がなかった学生ももちろんいますが、小布施クエストによる初心者講習もあるので全く問題ないと思います。また、この実習は6・7月頃から始まるのですが、入学直後の4月・5月の雪上実習において、ある程度の基礎を身に付けるため、怖がらずにチャレンジしていくことができると思いますよ。
―最後に、ブログを見ている方へメッセージをお願いします。
オフシーズンの間にいかに上手くなれるかが重要で、オンシーズンは「実践」の時期、すなわちオフシーズンの練習の成果を発揮する場です。そういった意味でも、オフの間にこういった実習に取り組んでいくことは非常に重要だと思っています。
僕はJWSC卒業生ですが、入学前は年に2・3日しか滑っていませんでした。しかし、入学してから授業や自主トレに打ち込むことで、こうしてプロになるまで上達することが出来ています。入学後、皆さんにはそのノウハウを全て教えていきますので、ぜひ一緒に頑張りましょう!
JWSCではこのような実習を行っているため、
学生たちはグングン成長していきます
強さのヒミツ、分かっていただけましたでしょうか??